伝神-長距離無線式接点信号自動伝送システム

接点信号を受けた無線発信機は長距離無線で離れた受信機を作動させ、受信機から接点信号出力を行います。見通し100~300mまで伝送可能です。

各種設備、工作機械、計測施設の無人監視に。
既設の警報機、警報盤、設備の24時間異常監視、無人監視、工場内の作業機械などの設備の運営効率の向上、省力化にもお役に立てます。

伝神-長距離無線式接点信号自動伝送システム


-基本動作-
接点信号監視用の無線発信機の外部入力端子が短絡したら、無線受信機の無電圧A接点信号出力がON。短絡中はONのまま維持します。
無線発信機の外部入力端子が開放したら無線受信機の無電圧A接点信号出力がOFFになります。


目の届きにくい離れた各種設備や警報盤、センサーなどの無人監視に。
電波の通信距離の延長する中継機を入れることもできます。
監視接点信号の点数:無電圧a接点1~8点まで。



(動作例)
各種設備装置、警報盤の無線発信機を接続します。
設備、警報盤には無電圧a接点出力端子が必要になります。

無電圧A接点信号、2芯有線ケーブルで送信機と接続します。

無線送信機
無電圧a接点信号入力用の端子台を内蔵しています。
無電圧a接点信号、普段は開放している接点で、外からの指示が入ると閉じる接点です。

無線 見通し100~300m

無線受信機
送信機からの電波を受信すると、内部端子台から無電圧a接点信号出力を行います。
電波を受信出来なくなると出力は停止します。
受信機にはブザーやパトランプをセットすることもできます。

送信機、受信機に付属する外部独立したアンテナを使って電波の障害物を迂回できます。

外部アンテナ

機械設備の異常信号の緊急連絡

機械設備の異常信号の緊急連絡。火災報知器の警報。

河川の水位計の異常信号を近隣の人に緊急連絡。

設備からの接点信号を受けて、離れた場所でパトランプなどを作動させて担当者に注意を促します

工場、作業場での設備、警報装置の緊急呼び出し、設備の保守担当者の無線自動呼び出しシステム 。
設備からの接点信号を受けて、離れた場所でパトランプなどを作動させて担当者に注意を促します。

無電圧A接点を受けて100m離れた場所のランプ及びブザーを作動させたい。

分析機器が警報アラームを発したときにパトランプを点灯回転させたい。

設備トラブル信号が出たら受信機へ送信して警報を出したい。

水位計、流量計、停電、故障の警報盤の接点信号を受けてパトランプを回したい。

漏電信号、火災警報器の信号を守衛室へ送信する無線装置を検討しています。

高架水槽の給水信号(フロートスイッチ)の無人遠隔監視。

火災報知器の警報で別棟にあるパトライトを自動的に作動させたい

複数棟あるマンションの棟毎に設置された火災警報設備の無電圧接点信号を管理事務所の集中監視盤に伝送したい。

工場内の設備のでシーケンサーの接点出力警報を約100m離れた場所へ送りたい。

上水道、下水道設備のポンプの故障の遠隔監視。

ビニールハウスの温度、湿度、空調機、ボイラー異常の無線通報。


(伝神-長距離無線式接点信号自動伝送システムの動き)

各種設備装置、警報盤の無線送信機を接続します。設備、警報盤には接点出力端子が必要になります。

無電圧a接点信号(有線接続、送信機の端子台に接続)
b接点をご希望の場合もご相談ください。

無線送信機
接点信号により電波を発信する特定小電力無線送信機に接続します。
ケース内部の接点端子台にケーブルで接続します。
接点信号ケーブルの長さは最長5mほどまで。それ以上伸ばすと誤作動の可能性が出てきます。
独立送信アンテナ付属。

特定小電力無線。見通し100~300m

受信機
電波を受信すると無電圧a接点信号の出力を行います。
警報ブザーやパトランプを受信機に接続して利用することもできます。
独立受信アンテナ付属。

パトランプ


【動作イメージ】
【接点信号入力作動型特定小電力無線発信機】
火災報知器、センサー、測定器
-各種設備、警報盤-
無電圧a接点出力信号の出力
無電圧a接点
普段は開放している接点で、外からの指示が入ると閉じる接点です。

有線接続-接点信号の取り出し口と無線送信機の内部端子台を信号ケーブルで接続します。

接点信号入力作動型特定小電力無線発信機

各種設備や警報盤の接点信号を監視します。

接続されている設備や警報盤から送信機内部の端子台に無電圧a接点信号が入力されると無線受信機へ向けて電波で自動通報します。

接点入力信号:無電圧a接点1~8点まで-送信機の内部端子台に接続
端子台

電源:AC100V(ACアダプター)
日本製。


本体サイズ:110×150×40ミリ
アンテナ、電源線は含みません。

信号ケーブルは付属しておりません。
信号線の太さ 単線0.5ミリ~1.3ミリ
電線のむき長さ9~10ミリ

通信距離 見通し100~300m
※通信距離の目安となります。途中に壁など電波を遮るものがあると電波の届く距離は短くなります。

【接点信号出力型特定小電力無線受信機】

接点信号出力型特定小電力無線受信機
送信機からの電波を受信すると内部端子より接点信号出力を行います。
無電圧a接点

端子台

受信機は回転灯や警報ブザーを作動させる仕様で製作する事も出来ます。

送信機側の機械の異常(送信機の電波の発信を止まる)を復旧するまで作動し続けます。

送信機が複数接点を監視する場合、 受信機からそれに対応した個別の接点信号を出力できます。 接点信号出力1~8点まで。

電源:AC100V(ACアダプター) DC12V電源、DC24V電源、DC48V電源仕様の特定小電力無線受信機を製作する事もできます。 個別に御相談ください。

ケース本体サイズ:110×150×40ミリ(アンテナ、電源線は含みません。)

日本製。


信号ケーブルは付属しておりません。
信号線の太さ 単線0.5ミリ~1.3ミリ
電線のむき長さ9~10ミリ

送受信アンテナが独立していますので、電波を送受信しやすい位置にアンテナを取付できます。
送信機本体、受信機本体とアンテナを繋ぐケーブルの長さは4m、もしくは10m。設置環境に応じていずれかをお選びいただけます。

独立した送信アンテナと受信アンテナ

送信機、受信機に付属する外部独立したアンテナを使って電波の障害物を迂回できます。

独立したアンテナを使って電波の障害物を迂回できます

信頼性の高い日本製の商品です。日本国内の工場で組み立て、開発が行われている本格派システムです。



無線送信機

無線送信機
内部の入力端子台に無電圧a接点出力信号が入ると電波送信をはじめます。
信号の入力が停止すると停止信号を送ります。
無電圧a接点信号入力端子1個内蔵。※複数接点もご相談も承ります。
独立送信アンテナ付属。

内部の端子台の製作例。

端子台

端子台接続。信号ケーブルは付属しておりません。
信号線の太さ 単線0.5ミリ~1.3ミリ
電線のむき長さ9~10ミリ

無電圧a接点、普段は開放している接点で、外からの指示が入ると閉じる接点です。

電源:AC100V
※DC12V電源、DC24V電源、DC48V電源、単相200V電源仕様の無線送信機を製作する事もできます。 個別に御相談ください。

電波自体に左右上下の指向性はありません。
本体サイズ:110×150×厚40ミリ(アンテナ、電源線は含みません。)



無線受信機

無線受信機
送信機からの電波を受信すると、内部の端子台から接点信号出力を行います。

そのほかに、回転灯やブザーを接続して稼働させることができます。
送信機側の送信状態に連動して動作する仕様が標準です。送信機の電波を受信すると受信器が作動、電波が途切れると停止。


受信機内部の接点信号出力端子台。

端子台

端子台接続。信号ケーブルは付属しておりません。
信号線の太さ 単線0.5ミリ~1.3ミリ
電線のむき長さ9~10ミリ

独立受信アンテナ付属。


本体サイズ:110×150×厚40ミリ(アンテナ、電源線は含みません。)
受信機の標準電源:AC100V。
※DC12V電源、DC24V電源、DC48V電源、単相200V電源仕様の無線受信機を製作する事もできます。 個別に御相談ください。独立したアンテナを使って障害物を避けて電波を送受信しやすい環境を作る事ができます。障害物を避けて電波を送受信しやすい状況を作る事ができます。


(利用例)
1台の無線送信機に接点信号が入力されると、複数台の無線受信機から一斉に接点信号を出力させる事ができます。

1台の無線送信機に接点信号が入力されると複数台の無線受信機から一斉に接点信号を出力させる事ができます


送信機1に接点信号が入力されると、受信機1と受信機2の内蔵端子台から同時に接点出力が行われます。
送信機1への接点信号の入力が終わると、受信機1と受信機2の接点出力も終了し待機状態に戻ります。
複数台をご希望の場合は個別にご相談ください。


(利用例)
混信しない複数チャンネルを設定する事ができます。ご希望の場合は個別にご相談ください。
以下 混信しない別系統の2チャンネル(2セット)を導入するイメージ図。

混信しない別系統の2チャンネルを導入するイメージ図

送信機No.1から電波が送信される。
→受信機No.1の赤ランプが点灯、もしくは内部端子台から接点出力が行われる。
送信機No.2から電波が送信される。
→受信機No.2の青ランプが点灯、もしくは内部端子台から接点出力が行われる。

※チャンネルとは?
周波数を小さく変えて混信を防ぎます。


受信機にブザーを内蔵させることもできます。※あまり大きな音ではありません。
内蔵75db電子ブザーの音色 標準音 ピーーーーー

大きな音量が必要な場合は、受信機にブザー付き回転灯を接続してご利用いただく事をおすすめしています。

ブザー内蔵回転灯


(送信機、受信機、※中継機に付属する外部アンテナ)

送受信機本体と独立した送信アンテナと受信アンテナのイメージ図

アンテナイメージ図

送受信機本体と独立アンテナは有線ケーブルで繋ぎます。

外部アンテナ

接続ケーブルの長さの標準4m。10mを選択する事もできます。
独立アンテナの土台にはマグネットベースが付いています
金属面に接着用の磁石が内蔵されています。

独立送信アンテナと独立受信アンテナを相互に目視出来ない位置関係に設置すると通信が不安定になる場合がございます。



以下 同一建物内であるが壁や他の部屋が電波の遮断物になってしまう場合。

送信機と受信機の間の部屋がある場合、廊下などの遠くまで繋がった空間にアンテナを出して設置して電波を受信機側まで届きやすくできます。

廊下などの遠くまで繋がった空間にアンテナを設置して電波を受信機に届きやすくできます



以下 別の建物間で通信を行う場合。
建物自体の壁に電波が遮断されます。送信側のアンテナと受信側のアンテナを屋外に設置してお互いに見通しの利く位置関係にできると別棟間でも電波を通信しやすくできます。

異なる建物間で電波をやりとりする場合のアンテナのイメージ図


以下 工場内の設備や機械、商品棚が電波の遮断物になっている場合。

送信機の独立アンテナ、受信機の独立アンテナを空間の繋がった天井付近の高い位置に設置して、アンテナとアンテナが見通しの利く状態に設置すると、電波は遠くまで届くようになります。

工場内の設備や機械、商品棚が電波の遮断物になっている場合


L字金具を使って外部独立アンテナを取付けた写真。

送信アンテナ、受信アンテナ、中継機の受信アンテナとも共通です。

L字型の金具を使ってアンテナを立てた状態にして壁面に固定した写真




特定小電力無線中継機

特定小電力無線中継機(※追加オプション機器)

送信機から受信機の間の通信可能距離を延長したり、電波を遮断しやすい障害物を避けるための迂回ルートを作るためなどに使用する機器です。

受信アンテナで遠隔送信機からの電波を受信すると、反対の発信部(中継機本体)から同一の周波数の電波を再送信します。

標準電源:AC100V。
DC12V電源、DC24V電源、DC48V電源、単相200V電源仕様で製作する事もできます。 個別に御相談ください。


特定小電力無線中継機の基本イメージ図

中継機は受信アンテナと送信部(本体)が有線ケーブルで繋がった形状をしています。
アンテナケーブルの長さ:最長10mまで。
中継機の受信アンテナで送信機からの電波を受信すると反対の送信部から同一の周波数の電波を再送信します。


(廊下に中継機を配置)
廊下の角に中継機を設置して見通しの利かない部屋と部屋の間の電波を中継する運用イメージ。
外部送信アンテナ側に中継機の受信アンテナを設置します。

廊下の角に中継機を設置して見通しの利かない部屋と部屋の間の電波を中継する運用イメージ

(中継機の階段室への設置例)
吹き抜けの階段室に中継機を置いて1階→3階の事務所へ通報するイメージ図。
上下繋がった階段室の空間を利用して電波を流します。

吹き抜けの階段室に中継機を置いて1階→3階の事務所へ通報するイメージ図

(送信機と受信機の間の別の建物がある場合)

送信側のアンテナと受信側のアンテナの双方から見通しの利く位置に中継機を配置します

送信側のアンテナと受信側のアンテナの双方から見通しの利く位置に中継機を配置します。
電波を遮断してしまう建物を斜め方向から避けて、障害物を迂回しながら電波を受信アンテナまで流してやる中継機の配置イメージ。


(中継機の利用例)
電波を遮断する建物自体の外壁に防雨ケース収納の中継機を取り付けて電波を迂回させて受信機まで流してやるイメージ図。
電波を邪魔する建物の角に、接点信号監視無線送信機側のアンテナと接点信号出力無線受信機側のアンテナの両方を目視できるポイントが存在する場合には、

以下のイメージ図のように建物の角に中継機を配置して電波を受信機まで流してやる方法があります。
中継機受信アンテナ
→接点信号監視無線送信機の独立送信アンテナが目視出来る位置。
中継機送信部(箱)
→接点信号出力無線受信機の受信アンテナが目視出来る位置。

中継機受信アンテナと中継機送信部が専用の有線ケーブルでつながります。長さは最長10m。

電波を遮断する建物自体の外壁に防雨ケース収納の中継機を取り付けて電波を迂回させて受信機まで流してやるイメージ図


無線受信機には以下のようなパトランプをセットして利用することが出来ます。

直径100ミリ小型LED表示灯


直径100ミリ小型LED表示灯

パトライト社製直径100ミリ小型LED表示灯
現在商品に標準で付属している表示灯です。

受信機の内部端子台と電源ケーブルで接続して使用します。

ブザー内蔵の機種とブザーの内蔵されていない機種をお選びいただけます。外観は同じ。

LED光源とブラシレスモータ採用により長寿命を実現。メンテナンス工数を大幅に削減し、長期間安心してご使用いただけます。
高所取付で使用される作業車の手配コストや作業工賃の削減に貢献します。

色は4色からお選びいただけます。




直径100ミリ小型LED表示灯
ランプ部分サイズ  直径100ミリ 縦140ミリ
電圧 AC100V
取付方法 3点ボルト足で取り付け金具に取り付けます。
警告音 ブザー内蔵の機種とブザー無しの機種の2種類からお選びいただけます。ブザーの音量は90dbです。
材質(グローブ/ボディ)ポリカーボネート
適合規格 PSE


直径100ミリ小型LED表示灯


  • 製造現場の効率化、製造時のエラー対応の迅速化、効率化、省力化にご利用いただけます。
  • 従業員の安全対策。火災報知器や各種警報盤の警報(接点信号)を自動的に連絡することができます。
  • 送信機~受信機まで長距離電波でやりとりします。電波の届く範囲で自由に機器の配置を設定できます。
  • 無線中継器を使って通信距離を延長することができます。
  • 1台の送信機から複数台の受信機を一斉に呼び出すことができます。
  • 混信の無いグループを作ることもできます。
  • 本製品の導入に際して役所への届け出や免許などは必要ありません。そのまますぐにご利用いただけます。
  • 簡単に設置できる商品です。短時間で簡単に導入できます。
  • 日本国内で開発生産されている製品。海外製の商品と違い点検修理が可能。
  • 受注生産品。屋外での利用、電源(AC電源、DC電源、ソーラー)、設置方法などのご相談も承ります。

(仕様書)

構成 送信機、受信機、中継機。
特定小電力429.5MHz帯。
無線、特定小電力無線共に、 電波に5桁のデジタルIDコードが重畳されています。
最大チャンネル数は4チャンネル。
送信機(特定小電力無線送信機)
受信機への送信周波数 特定小電力無線
受信機( 特定小電力無線受信機)

無線連絡システムは、送信機と受信機が電波が届く限りどこでも通信できます。

同報機能
1台の送信機から複数台の受信機に一斉に無線連絡できます。

個別連絡機能
送信機と受信機はやり取りする電波の周波数は同じですが、IDコードを含んでいるので混信しないグループ(チャンネル)を作る事ができます。

技術基準適合ラベル
ケース内に収納されているモジュール(部品)に貼ってあります。




伝神-長距離無線式接点信号自動伝送システムへの質問と回答

伝神-長距離無線式接点信号自動伝送システムの利用例

伝神-長距離無線式接点信号自動伝送システムのオプション機器

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