押しボタンによる手動操作や接点信号入力で腕時計やキューブライトの携帯受信機を振動と音で呼び出します。
送受信機の押しボタンを押す、もしくは各種警報盤やセンサーの接点信号(無電圧a接点)が送受信機に入力されると、電波でシルウオッチ腕時計を振動させて呼び出します。
さらに携帯する腕時計送受信機間の通信機能も利用出来ます。
押しボタン→手動で腕時計、キューブライトを呼び出します。
接点信号(無電圧a接点)→自動的に腕時計、キューブライトを呼び出します。
(シルウオッチの利用方法)
工場での緊急呼び出し装置、省力化、無人化、緊急連絡システム。
倉庫やホールなどでの従業員やスタッフの呼び出し、緊急連絡システム。
製造業の現場、各種製造機械の設備の無人監視、遠隔監視。設備の接点信号を受けて担当者を自動的に呼び出します。
店舗や旅館、大型商業施設などでの従業員の呼び出し。
工場内のアンドンを検討。製造設備に送信機をつけ異常発生時に保守担当者が現場に駆けつける装置を検討しています。
病院、ホテル、図書館、コンサートホール、文化財展示室など静かな建物中での呼出しや緊急連絡。
騒音の激しい工場や生産現場でのライン管理や係員に緊急呼び出し。
大型スーパーマーケット、ドラッグストア、野球場などの係員の呼び出し。
聴覚障害があるお客様の呼出。
旅館の部屋係や配膳係の人を受付フロントから呼び出すシステム
飲食店の店員、係員の呼び出し。
(双方向シルウオッチ送受信機の基本呼び出し動作)
1.送受信機
押しボタンが押される。
もしくは
送受信機の信号ケーブルに接点信号(無電圧A接点)が入力される。
↓
2.シルウオッチ腕時計送受信機
約10秒間、振動しながら送受信機から送られたメッセージを液晶表示します。
双方向シルウオッチの基本機能
腕時計送受信機の呼び出しイメージ。
互いの電波が届く距離は見通しの利く状態で約200mです。
※電波が届く距離は使用環境などの条件によって変わります。
※中継器を使って電波の届く範囲を広げる事が出来ます。
双方向シルウオッチ送受信機
押しボタン、もしくは接点信号(無電圧a接点信号)の入力で、 シルウオッチ腕時計型受信器を電波で呼び出します。
さらに、双方向シルウオッチ腕時計送受信機から発信された応答電波を他の腕時計送受信機に中継します。
シルウオッチ送受信機からの呼び出し方法は3通りの呼び出し方法があります。
専用の信号ケーブルを接続したシルウオッチ送受信機
シルウオッチの送受信機は、オプションの無電圧a接点入力用の信号線を利用することができます。
機械信号を受けて自動的に腕時計型受信器を呼び出すことができます。
1台の送信機で2接点まで監視できます。
シルウオッチ専用の接点信号ケーブル。
長さ2.5m
コード直径3.7ミリ
コネクタ形状2.5¢ステレオ超ミニプラグ
接点1は赤と青コードを接続、接点2は白と青コードを接続してください。
無電圧a接点
無電圧a接点信号、普段は開放している接点で、外からの指示が入ると閉じる接点です。
普段は開放している接点で、外からの指示が入ると閉じる接点です。
赤ケーブル+青ケーブル→接点1
白ケーブル+青ケーブル→接点2
0.3秒間以上の接点の連続ショートで送信機は呼び出し動作をスタートします。
使用電波 429MHz帯
通信出力 10mW
使用電源 AC100V-5Vアダプタ または単4電池2本
定格電流 50mA Max
重量 約75グラム
動作温度 -10度~+50度
送受信機16台まで、中継機は7台までご利用いただけます。
腕時計型送受信機(色 ブラックのみ)
振動、文字、アラーム音(設定項目のブザー設定をONにした場合。ピピッツ、ピピッツ、…という音)で呼び出します。
送受信機からの電波を受信すると10回振動します。
同時に液晶のバックライトが点滅し、液晶部分に情報の内容を約10秒間表示します。
メッセージを文字で伝えます。
漢字 全角で最大10文字
カタカナ 半角で最大20文字
アルファベット 半角で最大20文字
漢字、カタカナ、アルファベットは混じっていてもokです。
【腕時計送受信機の液晶の1行の表示文字数の計算例】
ボイラー異常 →半角9文字 OK
ボイラー設備異常 →× 半角13文字、半角計算で3文字オーバー
腕時計送受信機の液晶画面の表示例
送受信機の押しボタン操作で呼び出された際の液晶画面の表示例
送受信機に接点信号が入力されて呼び出された際の液晶画面の表示例
時計機能が付いています。時計表示は常時表示することも出来ますし非表示とすることも出来ます。
予め設定された時刻は次のどちらかの方法でお知らせ出来ます。
1)連続する振動
2)連続する振動+ブザー音
受信履歴、保留履歴のメモリーが可能です。 着信時間とメッセージがメモリされます。
電池はリチウム電池を使用し充電式となっています。 尚、腕時計受信器の使用時間が極端に短縮するようになりましたら、リチウムイオン電池を交換をして下さい。
1日5~6回程度の受信で時刻を常時表示にした場合、1回の充電で約4日間連続使用することができます。
シルウオッチ腕時計型受信器の液晶表示例
メッセージは2段で表示されます。上段下段ともそれぞれ最大半角10文字で計算してください。
SELECTボタン-設定項目を決定するボタンです。
MENUボタン-通常画面に戻ります。
使用電波 429MHz帯
通信出力 10mW
使用電源 リチウムイオン電池3.7V
定格電流 150mA Max
重量 約45グラム
動作温度 -10度~+50度
防水性能 JIS防水保護等級5級相当 ※入浴、水泳などは避けてください。
振動中に着信した送信機の信号の着信履歴を残すことができます。
(液晶表示の例)
送受信機1番より押しボタンによって呼び出された事を示すメッセージの例。
携帯型光送受信機キューブライト
振動+光+音で呼び出す携帯型受信機です。
携帯型光送受信機キューブライト
選べる通知
キューブライトが受信した時に「光・表示・振動」か「光・表示・音」の2パターンをスイッチで切替することが出来ます。
キューブライトの光、液晶表示、振動の呼び出し動作。
3段階の音量調整
「光・表示・音」の通知方法で使用しているときに、音量を「小」「中」「大」と3段階でスイッチ切替をすることが出来ます。
携帯型光送受信機キューブライトのライト部分
受信切り替えスイッチ
呼び出し動作を以下の2つからスイッチで選択出来ます。
光+表示+振動
光+表示+音
音量調節スイッチ
受信切り替えスイッチが、光+表示+音、なっている場合にブザー音が鳴動します。
音量を大中小の3段階で切り替え出来ます。
携帯型光送受信機キューブライトは胸ポケットに入れたり、紐を付けて首にぶら下げたりして携帯します。
※紐は付属していません。
携帯型光送受信機キューブライトは胸ポケットに入れたり紐を付けて首にぶら下げたりして携帯します
キューブライトの呼び出し秒設定
受信時間(キューブライトが鳴動している時間)の長さを1秒~30秒の間で1秒単位で設定出来ます。
初期設定は10秒間に設定されています。
0秒に設定するとボタンを押すまで鳴動を続けるエンドレスモードになります。
ニッケル水素電池を入れることで自動的に充電が出来ます。停電時でも約半日程度ご使用可能です。
使用電波 429MHz帯
通信距離 見通し約170m~ 200m
電源 リチウムイオン電池3.7V
消費電流 300mA MAX
サイズ 110mm(w)×41mm(H)×23.8mm(D)
重量 約70g(電池含む)
使用温度 -10℃~ +50℃
屋内用
電池寿命 4日間(1日5~6回受信)
連続受信約800回
付属品一体型ACアダプター
利用方法
シルウオッチの送受信機を同一工場内や同じフロア内で混信のしないグループを作って使用することもできます。以下 2グループでシルウオッチを利用するイメージ図。
中継器(リピーター)
送信機から発信された信号をキャッチすると、約3秒後に受け取った信号を受信器や別の中継器に発信します。中継機は複数台(もしくは複数セット)の送信機からの電波を中継できます。
専用ACアダプター付属(家庭用コンセント使用時)。
※表面の押しボタン、接点信号入力は使用できません。
中継器(リピーター)
※外観は双方向シルウオッチ送信機と同じです。
送受信機からシルウオッチが電波を受信出来る距離は約170mほどですが、 中継機を設置すると約300mに延長出来ます。
中継機は複数台設置可能です。
※通信距離はご使用の環境や周囲の電波の状況によって変わります。
※中継機を1台経由する毎に約2~5秒間の遅延が発生します。
(中継機の利用例)
送受信機から見て、壁の反対側で作業をする社員の腕時計を呼び出す場合。
材質にもよりますが、送受信機→腕時計まで壁を通して電波を送ることが出来ない可能性が高いです。
電波の迂回ルートを中継機を使って作ります。
左右の部屋を繋いだ廊下(通路)に中継機を配置して、シルウオッチ送受信機から発信された電波を腕時計まで流してやるイメージ図です。
左側の工場フロア内では、腕時計は送受信機の電波を中継機無しで直接受信することができます。
(中継機の利用例)
2棟の別棟の建物がある場合。
送受信機のある建物と別の建物にいる腕時計を呼び出す例。建物の壁がによって電波が遮断されてしまいます。建物と建物の間で繋がっている通路に中継機を配置して、どちらの建物にいても呼び出しが出来るようにするイメージ図。
使用電波 429MHz帯
通信出力 10mW
使用電源 AC100V-5Vアダプタ または単4電池2本
定格電流 50mA Max
重量 約75グラム
動作温度 -10度~+50度
送受信機16台まで、中継機は9台までご利用いただけます。
事業所/施設への導入例
情報伝達システムシルウォッチは 以下のようなケースで導入することができます。
騒音が激しく、機器の信号音が聞こえない場所で。
ホール、コンサート会場など静寂を必要とする場所での呼出しに。
難聴者や聴覚障害者の働く現場での連絡に。
娯楽施設や公共施設、映画館、劇場、図書館、美術館や博物館など。
電話の呼出音や独自の館内呼出システムの音で、 お客様の視聴を妨げることがなくなります。
監視員への情報通知-来場者に気付かれずに、警報を監視員に通知できます。
電話の呼出音や独自の館内呼出システムの音で、館内の静寂を壊すことがなくなります。 また、館内の図書館員への館内通知システムとしても利用できます。
シルウオッチの製造工場での御利用法と運用方法。
機械の騒音の中でも、スムーズに情報のやり取りや担当者の呼び出しができます。
各種機器との接続で、機器からの信号(無電圧a接点)を受けて自動呼び出し、 受信機に文字情報として管理者に伝えます。
生産ラインの異常通知など必要な情報を管理者へ伝え、生産性の向上に貢献します。
シルウオッチの緊急通報としての御利用法と運用方法。
既存の警報監視機器と連動し、警備員に火災などの緊急事態を連絡します。
様々な警報や監視機器と連動させ、異常事態を職員に早く知らせることができます。
振動による警報と共に何が起きているかを文字情報で伝える事により、 お客様や職員の誘導を速やかに行うことが出来ます。
双方向シルウオッチのお問い合わせの際は下の郵便ポストの画像をクリックしてください。お問い合わせ用送信フォームにリンクします。
双方向シルウオッチの質問と回答
双方向シルウオッチの利用例
双方向シルウオッチのオプション機器
双方向シルウオッチの価格